2010年04月28日

太陽光発電の施工 in 恵那市での出来事

また、『ミヤ太の工事日記』を書く佐々木です。

前回、『太陽発電システムの施工を行いに恵那市へ行ってきました。』
という内容の記事を書きましたが、私が入社してから初の
愛知県外
での工事ということもあり、同僚たちと一緒に
現場付近を散策してきました。

           
            「現場付近をブラブラ散策中」


現場すぐ近くに、中野観音堂という2.5×2間の大きさで入母屋造り、
回り縁のある建物があり、毎朝、ご近所の方がお参りしています。

            
            「中野観音堂」





この中野観音堂は、いつごろ建てられたのかは手がかりがなく不明らしいのですが
江戸時代から、この場所にあることは古地図や古文書によりわかっているそうです。

当時、観音堂の近くには中野高礼場永田川に架けられていた洗橋がありました。(のちに中野橋。現在の長島橋。)
中野観音堂のご本尊は阿弥陀如来像で、その他に弘法大師像三十三観音像などが祭られています。
観音堂の前に秋葉燈篭がありますが、これは寛政8年(1796年)に建立されたものだそうです。

中山道沿いにあることから、中野観音堂は多くの人々の信仰を集めたことでしょう。
そして現在も地元の人々の手により、守り続けられています。

と、この看板に書かれていました音符

とても風情ある町並みの中で、太陽光発電システムの取り付け工事をしています。
『恵那はエエなぁ』と感じさせる場所ですハートウィンク
皆様も、このゴールデンウィークに一度、足を運ばれてみては音符
 




 

  


2010年04月27日

「太陽光発電の施工 in 恵那市」

久々に、「ミヤ太の工事日記」を書く佐々木です。


 先週、太陽発電システムの施工を行いに恵那市へ
行ってきました。車急ぐ

 ご契約頂いたお家は新築中ということもあり、現場の周りは
清々しく、心の落ち着く木材のいい香りが現場を
包み込んでいました。四ツ葉のクローバー四ツ葉のクローバー四ツ葉のクローバー

  「現在、新築中のお家」


 施工させて頂いたお客様のお家の屋根は、切妻屋根の平板瓦です。
その屋根に、シャープ製の太陽光パネルを20枚・太陽電池の全体容量は
3kwのシステムとなります。

  「太陽光パネル設置の写真」


まだ、太陽光発電の電気工事は残っていますが、
お家の完成と太陽光の売電の開始が待ち遠しいですね。太陽太陽太陽
  


Posted by 宮田電工 at 16:40

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2010年04月23日

「自分の負けを認めなさい!」

何気なく見ていたテレビドラマの中で、
注意を無視する生意気で奔放な部下に、
上司が言い放った言葉。

「自分の負けを認めなさい。・・・」

なぜだか、ドキッとしました。
なんとなくすっきりしました。
ストレスから少し解放されたような
気がしました。

私が、宮田電工に入社したのは
33歳の春。
この年齢での転職で、
心に誓ったことの一つ
(そのほかにもいろいろ考えましたが・・・)
は、

「負けてたまるか。」
「とにかく、絶対に負けない」

「何に?」
と問われれば、
「すべてに」
です。

ただ、最近仲間から言われます。

「影浦さんの考えていることは、すぐわかるよ。」

感情が顔にすぐ出るということです。

負けてたまるか
  ↓
負けを認めたくない
  ↓
(否定される)
  ↓
苦しい、腹立たしい、ストレスを感じる
  ↓
顔に出る

自分が否定されることに
敏感になっていく。
褒められればニコニコ顔に、
否定されれば、しかめっ面になってしまう。
感情の変化は、緊張感と重なって
汗となって顔から噴き出します。

ここには、2つの問題点があります。
1つは、感情がコントロールできないということ。
2つは、単純で、高慢であるということ。

これは、なんといっても未熟であることの証です。

人は私に、
「考えていることがわかりやすくていい。」
「人間的で、温かみがある。」
と長所のように言ってくれます。

これは、結局のところ、
「単純で、何を考えているか
わかりやすいから付き合いやすい。」
ということにすぎません。
つまり、「人として底が浅い」
ということなのです。

私の知る限り、人格者というのは、
総じていつも笑顔です。
何を言われても、どんなことがあっても
いつもにっこりほほ笑んでいます。
声を荒げることもしません。
言葉には説得力があります。
そういう方は、少々のことでは
「腹は立たない」とおっしゃいます。
感情的にならず、冷静な判断が絶えずできます。
同時に、考え方が柔軟であるだけでなく、
他者を敬う(認める)気持ちも非常に強くお持ちです。
真摯に他人に接しているということなのでしょう。

彼らにはおそらく、本当の苦しみを乗り越え
てきた歴史があるのでしょう。

私自身が、その境地に達するには
まだまだ苦労や経験が絶対的に足りません。
ただ、意識を変えること、
すなわち
本当の意味での謙虚さ、相手を敬う気持ち
それを持つことこそが、
明日の進歩につながると思うのです。

私の場合、「負けない」という気持ちが、
露骨にむき出しになっています。

むき出しの「負けてたまるか」から
内に秘めた「自分に負けてたまるか」に。

そう思えば、
ストレスもなくなり、
自分と冷静に向き合うことが
できるのかもしれません。

まだまだ道のりは遠いです。

ところで、あのドラマ・・・・
題名なんだっけ?  


2010年04月22日

「孫紹介」という考え方

神谷丈一税理士事務所
神谷丈一先生とお仕事上のお話をする機会を得ました。
実は「神谷先生」というよりは、「神谷さん」と
いうほうが、しっくりくる私。


いつも笑顔の神谷丈一さん

豊田商工会議所青年部
で、ずっとお世話になっていた関係でした。

これまでは、まじめに仕事に対する考え方を
お聞きするという機会もなく、お付き合いをしてまいりました。

今回初めて、「まじめに」お話をお伺いできました。
大変、感銘を受けましたので、
ここに紹介したいと思います。


電気工事業者は豊田市内におよそ200件
あるという話になりました。

「お客さまにとって、NO.1でなければ、
仕事は取れないよ。」


当たり前といえば、当たり前。
でも、「NO.1でなければならない」
という気概を持ち得ていたかというと、
甚だ疑問です。
強く、NO.1であることを目指すそんな気持ちを
持ちなさい。
と、神谷先生がおっしゃいます。

「ただ、いつもそうであることは難しいよね。
だからすべての面で、絶えず10番目位に
入っていなければ、勝負にならないんだよ。」


いろいろな部分で、他者と比較される。
技術・サービス・・・・
いろいろ考えられます。

その時、神谷先生がおっしゃったのは、

「孫紹介」


「顧客が次の顧客を紹介するのは、
あたりまえでしょ。
ご紹介いただいた顧客が次の顧客を紹介してくれた時、
初めて、認められたということなんですよ。
だいたい最初のお客様は義理で
付き合ってくれることもあるでしょ。
その次のお客様には、
基本的に義理はないですからね。
そんなお客様が次にご紹介くださるとしたら
その紹介こそが本物なんです。」


宮田電工では、どうなのだろう???

まだまだ、紹介が紹介を生むという
「孫紹介」すなわち紹介の連鎖が
少ないように感じます。

思いが足りないということなのかもしれません。
もっと、もっと、
ご紹介をいただけるような
「素晴らしい」会社を
目指さなければならないと思います。

人は、「素晴らしい」経験や感動を
他人に語りたくなる動物だということを
聞いたことがあります。

本当に宮田電工のサービスが、
素晴らしいものであるなら、
ご紹介があって当然です。
それが、まだまだ十分だと
感じるまでになされないという
ことに対し、
深く反省しなければならないと思います。

何が足りないのか。
私をはじめ、全社員が本気で考えるべき
重要な問題をいただいた思いです。

「神谷先生」に感謝です。
こんなお話を、青年部時代でも
していただく機会がなぜ持てなかったのか。
商工会議所青年部の中で、
こういう知恵をお持ちの方は
たくさんいらっしゃるはずですので、
そのような学びの機会をより多く設ける
仕掛けもしていかなければ、
ならないと感じました。

神谷先生、ありがとうございました。

追記

こんなこともおっしゃいました。

「地位は人を作るというが、それは違う。
それなりの人だから、地位につくのであって、
その地位にふさわしい実力そのものが
そのあとつくということがあっても、
全く素質のない人間が地位に就くことはできない。
自分で望んだからといって
その地位に就くことが出来るということでもない。
つまり、あなた自身が
地位にふさわしい人であるかどうかが
重要なことだ。
結論としては、
常日頃の行動こそが重要である、
ということなんです。」

神谷さん、
こんなにすごいことをいつも
考えていらっしゃるなんて!!

これからも
もっといろいろなことを
教えてください!!


  


2010年04月21日

横峯吉文氏講演会に学ぶ8/8

自立のために必要な最後の力は、
「心の力」です。

そのために親がしなければならないことは、
2つ。

それは

「見守ること」と「甘やかさないこと」

だということです。

先生が、相部和男「非行の火種は3歳に始まる」
という資料を下さったので、その中から、
キーワードを少し抜粋します。

「溺愛から非行への直線コース」
 ・「幼児期に溺愛された者は、
  一人の例外もなく“絶対に”わがままになる」
 ・「小さいときにホイホイ甘やかして、
  言うことを聞かなくなって、ガミガミ
  叱りだす親を“ホイホイガミガミ型の親”という」
 ・「幼児期に甘やかされたこどもは、
  自分の欲求をコントロールする力が弱い。
  (中略)がまんする力がない。」
「非行の火種は幼児期に作られる」

先生はおっしゃいます。

人間には、
「天命」=世のために役割を果たすこと、がある。
それを果たすために人間は生きている。
それを教えるのも親の務めである。

男には正義を教えなさい
  社会悪と戦いたい。愛する人を守りたい。そんな気持ちを育てなさい。

女には母性を教えなさい。
  男が子育てしたら、おそらく子どもの多くは死んでしまう。
  女にはそれはできる。

男と女とは違うのだということも重要なことである。
では、どうやって教えるのか。

男=痛みと恐怖で教える。   みみずばれができるほど、ここぞという時にたたく勇気を持て。
   なぜたたかれたかという理由をいちいち子どもに問い詰めるな。
   自分でなぜたたかれたかを考えさせることが必要。

女=女は痛みに強い。無視するのが一番効果的。

強い心を育てるために、
甘やかせるのは絶対にダメ。


子どもに甘い=自分に甘い
      
「今こそ出発点」
肝に銘じて、生活していきたいと思います。


  


2010年04月20日

横峯吉文氏講演会に学ぶ7/8

自立のために必要な力の2つ目は
「体の力」です。

運動能力の基礎は6歳までで決まってしまう
と先生はおっしゃいます。

寝ているだけのあかちゃんは、
誰から教わることもなく、
寝がえりをうち、
誰から教わることもなく、
ハイハイをはじめ、
つかまり立ちをし、
歩き始める。
そして、誰から教わることもなく、
日本語を話すようになる。

何度失敗しても、決してあきらめず、
ものすごい難題に何度でも挑戦し続け、
誰からもその解決方法は教えられないのに、
最後は完璧にその困難を乗り越えてしまう。

「子どもはなぜ立つのか?」

それは、「周りが立っているから」だそうです。

たしかに!!

子どもは、周りの人間を見て
同じことをしたいと思うのだそうです。

言われてみれば当たり前のこと。

そういう困難に立ち向かえるように、
出来ないことはないと、なんでも
やらせてみることが必要なのですね。

4・5才にはスパルタは通用しない。
「真似したい」
という欲求を満たさせてあげること。
もっというと、そういう欲求に出会わせてあげること。
それが親の務めなのかもしれません。

そこに「才能開花の法則がある」
と先生はおっしゃいました。

ちなみに、先生の幼稚園では、

・5歳児の男子すべてが逆立ち歩き。
・大人用の跳び箱8段を楽々クリア
・毎日10分間の走行で、腰骨がたって姿勢もすっきり
・5歳児がたった20日間で15メートルを全員泳げるようになる
・耳のい乳幼児期に音楽に親しませ、3歳の夏にはピアニカを。
・5歳までには60曲のレパートリーを持つ

だそうです。
可能性ははかり知れません。

次回は③「心の力」です。
  


2010年04月19日

横峯吉文氏講演会に学ぶ6/8

基礎学力を高める努力を重ねながら、
どうすれば、「賢い」子になり、「自立」ができる子になるのか?

そのためには、

「問題・トラブル・試練」にぶち当たって、
それを自力で解決する経験を積ませること。
その問題のレベルはその子の発達に見合ったもの。
その経験は、幼稚園などの同年代の
仲間との集団生活でこそ学べるものである。
だから、幼稚園での問題に親(教諭も含む)が
いちいち口を出すなどというのは、
本当にバカげたことなのだ。
出来るだけ多くの困難とぶつかり、
それを解決していく経験を積む。
その繰り返しこそ最も
重要な経験だ。」


失敗しないように、
怪我しないように、
間違えないように、
ついつい最短距離を教えてしまう私の子育て。
それでは、依存体質の子どもになってしまい、
自力で物事を解決する力を持つことができなくなってしまうのです。

なおかつ、私の教える最短距離とは、
自らのちっぽけな経験に基づく、
本当に正しい答えかどうかもわからない代物です。
取り返しがつきません。

子どもが、独学で自分の人生を切り開ける
人を目指す支援を私はしなければならない。
と同時に、
私自身がまず依存体質から抜け出さなければならないと
考えます。

次回は、②「体の力」です。  


2010年04月18日

横峯吉文氏講演会に学ぶ5/8

基礎学力を身につけるために
もっとも有効なことは、

「読書」

ただ、大切なのは
読書の考え方、読書への取り組ませ方です。

読み聞かせは2歳まで。
3歳からは文字を読ませなければならない
とのこと。

読み聞かせを続けると、聞いている方が楽なので、
いつまでも文字を自力で読もうとしない。

納得!!

我が家では、5才の子どもに
「本を読んで!!」
とせがまれれば、
これもコミュニケーションのうちだ、
とばかりに、いい気になって
絵本を読んでいます。
それではだめなんですね。

でも、字をどうやって覚えるの???

鉄則は、ひらがなの「あ」から覚えない。
カタカナの簡単な文字から覚えるということだそうです。
具体的な方法は省略しますが、
なるほどとうなづきたくなる方法でした。

どんな本を選ぶのか。

ルールは2つ。

1、文字が少ないもの。
2、ページ数が少ないもの

だそうです。

「おはよう」「こんにちわ」「おやすみなさい」
以上、終わり。

こんな本がいいそうです。
たどたどしく自分の力で読むことの繰り返しこそが重要で、
読み終わったという達成感も重要なんだそうです。

私も自分の生活のあらゆる場所に、
達成感を味わえるような仕掛けをしています。
大きく納得!!!

時間がかかってもいいから自力で読ませる。
徐々に量を増やす。
上の子が下の子に読み聞かせをするようにする。

10歳までは、どんどん頭が鍛えられるのだそうです。

基礎学力をいかにつけるか?
その結果は、私の取り組み方次第だということ、
大変勉強になりました。

基礎学力を高める努力を重ねながら、
具体的にどうすれば、
「賢い」子になり、「自立」ができる子になるのか?


次回に続きます。
  


2010年04月17日

横峯吉文氏講演会に学ぶ4/8

「教育の目的とは何か?」
その答えは、

「人間として自立させること」

納得!!!!!!

曰く、
3歳から「自立」は始まる。
そのタイミングに、
その子にできることを確実に伸ばしていく必要があるそうです。

自立のために必要な力は3つ。
(大切なことの順番は異なりますが)

①学ぶ力
②体の力
③心の力

まず①「学ぶ力」について、
ご報告させていただきます。

「学ぶ力」とは、「洞察力」「読解力」である。
「洞察力」とは、先を見通す力。
その力を得るためには、
「人の話を聞く力」「文を読んで理解する力」が必要です。
その力が身に着けば、「考える力」が身に付く、
「考える力」こそ、「学ぶ力」だというのです。

その力の総称を
「基礎学力」といい、それはまさに「国語力」だということです。

私は、高等学校で国語教師をしていました。
わが子育てになんら応用できていません。
恥ずかしい限りです。

では、その基礎学力を身につけるために
もっとも有効な手段は何なのか。

次回に続きます。  


2010年04月16日

横峯吉文氏講演会に学ぶ3/8

横峯先生は、

「早寝早起き4才から5才で習慣づけなさい。」

とおっしゃいます。

朝早く起きない。
朝ごはんをしっかり食べようとしない。
だらだらと服に着替えられない。
幼稚園に行く準備がなかなかできない。
毎日毎日がみがみ言っているばっかりで、
進歩がない。

「それらはすべて親の責任。」

曰く、
「夜8時に寝れば、お腹がすいて朝6時には目が覚める。
お腹がすいているから、ご飯がしっかり食べられる。
ご飯が食べられれば、頭も体も起きて、
何事もスムーズにスタートできる。
そうすれば、幼稚園に元気に余裕を持っていくことが出来る。
夜更かしの習慣こそがすべての元凶である。」

私が夜家にいないときは、
子どもはすぐに寝るそうです。

たまに家に帰ると子どもは興奮して
寝ないのだそうです。
(またしても・・・・私が原因。)
たまに帰ったからと
どうしても甘やかしてしまう。
子どもがかわいいといいながら
子どもの笑顔が見たいという
自分の欲求のために
こどもの夜更かしを助長してしまう。

結局自己中心的な発想から抜けきれないんです。

「教育の目的とは何か?」

先生はそう我々に問いかけられました。
先生の幼稚園に視察に来る
教育関係者や、議員の先生方、
誰も答えられない質問だそうです。

次回に続きます。