2013年01月19日
太陽光発電の今!
(平成25年1月14日付『中日新聞』)
記事にあるとおり、
今、一般住宅だけでなく、
工場やアパートなど、
大きな屋根を持つ建物への
太陽光発電の設置が進んでいます。
いわゆる10KW以上の発電容量で設置した場合の
「全量買取制度」というものが
始まってからです。
「全量」とは、
発電した全ての電気、
ということです。
設置容量10kW未満の住宅用では、
「余剰電力買取制度」となっています。
(4人家族の我が家の電気代)
(中電への売電額、6.4KW設置、48円/1KWで売電。)
発電した電気を使って、
余った分だけ売電します。
アパートなら
大きく広い屋根が
だいたい南向きで
確保できるため、
より多くの効果が見られ、
設置が進んでいるのです。
もし、10KWにみたなくても
昼間電気をほとんど使わない
アパートは、
全量買取と同じ効果が得られます。
(親は共働き、
子どもは学校に行っていて
昼間は家に誰もいない、
というご家庭でも
ある意味、全量買取に
近いことがおこっています。)
様々な法的援助策が
講じられ、
加えて、環境や防災対策など、
様々な社会環境の要請もあり、
検討される方が多いようです。
弊社におきましても、
本当にありがたいことに
多くのお問い合わせ・受注を
いただいております。
ただ、現状の制度にも期限があり、
同じメリットを
今からの検討で出すというのは
難しい状況となっています。
もし、ご検討されるということであれば、
年度が変わり、
新制度が発表になってから、
設置するかどうかを
ご検討されるというのが
賢明かと思います。
ここまで社会的な追い風を
受けるということがあっていいのか?
業界としてはありがたいし、
弊社としてもありがたいことですが、
この状況は本当に偏っています。
ですから、
異業種がどんどん参入してきています。
弊社が、太陽光発電に
取り組み始めた頃、
「それ何?お湯を作るの?」
というのが、多くの反応でした。
「本当にいいの?」
何度も聞かれました。
しかし、今では、
様々な業種が、
工事業でもない、
電気の知識もない業者が、
「下請け」会社を使って
請け負っています。
何十年もお付き合いを
していかなければならないのに
地域に根ざしていない会社が
受注している現状があります。
ものすごい数です。
消費者センターの苦情も
すごいことになっているようです。
これまで同様の手厚い公的援助システムを
今後新規で検討される方々に
すべて保証できるのか?
情報を持っている者だけが
得をするというのは、
どんなことでも同じだと思いますが、
既に、設置してしまった人だけ
得をするシステムにならないことを
祈っています。
Posted by 宮田電工 at 09:55
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