2012年06月28日

落合博満氏講演会


昨日、ご存じ落合氏の講演会に
行ってきました。
リーダー論、組織論を中心にいくつか
メモってきましたのでご紹介させていただきます。


①勝つ組織とは

全員が同じ目的を持っている。
(一人でも違うと、優勝できない)

・目的は、リーダーの責任において、選手が分かるまで
 噛み砕いて理解させる(伝えるだけではだめ)


②仕事のミスの責任は?

・すべて頼んだ人
 =上司の責任
 =絶対に攻めない



③(外国人の例でしたが)
話の通じない人に
いい仕事をしてもらう方法は?


・通訳がもっとも大事
 (伝えるべきことと、
 伝えなくてもいいこととの
 区別をつける中継ぎ者の存在の重要性


④トップはいつしゃべる?

・選手の後、コーチの後
 (トップが先に発言してはいけない。
 それは、決定事項だから。
 後進が頭を使わなくなる。)


⑤やめさせてもいい選手は?

向上心のない人

今のままでいいと思う人 (決してできない人ではない。
 出来て当たり前の前提なのかな)


⑥人を褒めるタイミングは?

・期待通りの仕事ができたとき
(途中で褒めると、満足し、努力を辞めてしまう。)


⑦基本の重要性は?

・基本は、限界までやれ

・基本は、毎日やれ

・基本に卒業はない。
 積み重ねなければならない。支えである。


⑧仕事は誰の為にやる?

・仕事は自分の為にやるもの。
人の為にやるのではない。
そのことを徹底する。

(自分のプラスになるためには、
チームワークも思いやりも
結局大切になるということでしょうね。)


⑨人の評価をどうとらえる?

・全く無視する。

・批判されるのよいこと。
 無視されることが最も怖い。

・よくしていこうという信念は絶対に曲げない。

・本当のところは結果で示すしかない。

・やらなければならないことは、
 何が何でも徹底的に理解させやらせる。



生意気な選手やコーチに対して
決め台詞があるそうです。

「悔しかったら俺を越えてみろ!」

死ぬまでに一度は言ってみたいセリフです。