2011年11月25日

「お客様にも社員にも感動を」〜未来工業⑤/⑤〜

未来工業では、
社員もお客様も大切に考えている。
大切に考えるとは、

感動を与える

だそうです。

「多くの給料で豊かな生活」
「地域で一番休みが多く、給料が高い」

それはあたりまえのこと。
当然のことだといいます。

利益は誰が生み出すか。
それは社員。社長ではない。
社員が本気にならなければ利益は出ない。


経営者の仕事
とは何か?

ng>「社員のやる気を引き出すこと」
そのためには、「給料」と「休暇」が必要。
それを徹底しているという。

お客様第一主義とはどういうことか。

お客様を感動させるということ
誰がするのか。
社員がする。
そのためには、社員自らが感動しなければならない
誰が、社員を感動させるのか。
それは経営者である。


以下信じられないお話です。

エジプトへの社員旅行を企画した。
1億6000万円の予算は全額会社持ち。
社員800名全員参加
しかし、
政情不安で、キャンセル。
キャンセル料6000万円。

50問クイズを2か月前に渡し、
当日、旅行先で試験をする。
100点だったら、
1年間休みというサプライズ

マレーシア旅行を再度企画、
3月11日の震災で、
東北工場のメンバーが参加できない
ということで、キャンセル。
残った1億円を震災被災地に寄付
大々的に報じられマスコミや世間から絶賛。
結局社員旅行はなくなったが、
いい会社だと言われた社員は、
やる気につながった。


感動とは、本気で社員の幸せを願う
経営者の覚悟から
生まれるものなのかもしれません。

最後に、徹底的なコストダウンの
事例をご紹介します。

◎コスト削減

どうやったらコストが削減できるか。
ほとんどの会社は見過ごしている。
首から下げる社員証=紐と紙がもったいない
携帯電話は、電話代がかかりすぎる。
白紙は買ったことがない。
請求書に、「請求書を送付しました。」
という案内文をつけるような
無駄なことは絶対にしない。
必要ない。
(うちの社員を馬鹿にするな!!
 でも他社は続けてほしい。
 未来工業に紙がなくなるから)

大変勉強になりました。